インテグリティ・クリニック®
企業グループとしての不正リスク管理、コンプライアンス態勢の整備・運用状況および企業文化の実状についてEYがアセスメントを行い、改善の方向性を提案するサービスです。
チーム
持続可能な成長の追求
昨今、多くの企業において、レジリエンス経営を掲げるとともに持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組むことにより、企業の持続的な成長を目指す動きが活発化しています。企業が長期的価値(Long-term value)を創造し、持続的な成長を果たすためには、何よりもまず企業が正しいことを行い、企業の存在目的に正面から向き合うような組織・企業文化を、企業グループ全体で作り上げる必要があります。
「インテグリティ(誠実性)」の重要性
そのためのキーワードとなるのが「インテグリティ(誠実性)」です。インテグリティは、最終的には従業員一人一人の意識や行動により実践されます。その実現に向け、経営者は自身の本気度を従業員に示し続けるとともに、従業員のインテグリティを維持・向上させるための態勢を整備し、これをしっかりと運用させるための施策を講じることが必要です。
近年、企業が直面する会計不正や贈賄、談合・カルテル、機密情報の意図的な漏洩、データ偽装などの不祥事は、いずれも顧客に対してより多くの便益を与えるという意味での「競争」から逃げる行為といえます。この競争から逃げずに顧客や社会のニーズと正面から向き合って切磋琢磨する、そのような企業文化を作り上げることは、単に不祥事の発生を防ぐことにとどまらず、レジリエンス経営やSDGs達成に向けた施策の実現を後押しし、企業のLong-term valueの最大化をもたらすことにつながります。
インテグリティ・クリニック®とは
「インテグリティ・クリニック®」は、企業グループとしての不正リスク管理、コンプライアンス態勢の整備・運用状況および企業文化の実状についてEYがアセスメントを行い、改善の方向性を提案するサービスです。EY Forensicsが実施した最近の調査によれば、世界的に経営者の意図と従業員の行動とのギャップが指摘されています。レジリエンス経営やSDGsの達成に目を向けすぎて、従業員とのギャップが乖離(かいり)しないようにするためにも、企業グループの現状を確認することが重要です。
インテグリティを実現するためのフレームワーク
インテグリティ・クリニック®では、上記のフレームワークに基づき、企業グループとしてのコンプライアンス態勢や会計不正(架空売上・購買不正)、贈賄、談合・カルテル、データ偽装、データ漏洩のリスクに係る不正対策といった問題となりやすいポイントに絞り、アセスメントを実施します。
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お問い合わせ
インテグリティ・クリニック®についての詳細は、EY Forensicsチームにお問い合わせください。