サステナビリティ法務

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EYの法務チームは、サステナビリティの目標と業務に関連するリスクの特定・管理について法務部門を支援し、価値の推進につなげます。知識に裏付けられた法務ガイダンス、運用の改善、拡張性のあるサポートなど、カスタマイズ可能な一連のサービスを提供します。

EYのチームができること

法務部門は、法律、政策、投資家向け広報、リスク管理、事業運営に関する業務が交わる場所という特異な位置に立っています。 企業アジェンダの推進支援を通じて組織のより広い領域の価値を保護し、創造する上で、法務部門はより積極的な役割を果たすことが求められています。このため、一部の法務部門は日常業務への関与を高め、明確な規制ガイダンスを欠く分野の非法務リスクの管理を担うに至っています。多くの法務部門がすでに、人材、業務量、予算に関する懸念に直面しています。それに加えて課題となっているのが、サステナビリティ関連業務の増加と複雑化です。  

さまざまな領域にわたるEYの法務チームは、最新の規制動向に精通した、法務、プロジェクト管理、テクノロジーの専門家を擁しており、サステナビリティに関するニーズの増大に直面する世界中のさ多様な業界のクライアントを支援する態勢を整えています。サステナビリティ関連法務サービスのすべてを、組織ごとにそれぞれ異なるサステナビリティの優先事項と課題に対処できるように、組織に適した形でご活用いただけます。

法務アドバイザリーサービスは、法務部門がリスク管理を向上させ、変化する複雑なサステナビリティに関する規制や問題に対処するのを支援するために、知識に裏付けられた法務アドバイスを提供します。EYのリーガル・ファンクション・コンサルティング(LFC)およびリーガル・マネージド・サービス(LMS)の各チームは、1,000人超の法務専門家による戦略的なガイダンスと支援を提供し、増大するサステナビリティ関連業務の管理の効率化と費用対効果の向上に向けて法務部門を支援します。  

EYは以下の3つの主要分野において、法務部門を対象とするサステナビリティ関連サービスを提供しています。

  • 環境の持続可能性

    EUグリーンディールなどの規制、および気候変動や環境悪化への対応について、以下の項目を含め、クライアントにアドバイスを提供する。

    • 再生可能エネルギー、グリーン電力購入契約、クリーンテクノロジー
    • 熱転換と熱電供給(CHP)プロジェクト
    • 製品と包装の要件、環境に配慮したデザイン、環境の保護・向上のためのコストを含む循環経済の枠組み
    • 脱炭素化・エネルギー転換戦略
    • カーボンプライシング制度、排出量取引、カーボンクレジット、カーボンオフセット資産、国境炭素調整措置、炭素回収・利用・貯留プロジェクト
    • 既存の発電所や施設の新築、近代化、改善を含む発電プロジェクトに関するガイダンス
    • 資金調達戦略、投資判断、購入契約への環境に関するポリシーの組み込み
    • サステナブル投資資金の調達源のレビュー(評価基準指標、期間、支援レベル、申請プロセスの説明など)
    • 規制の追跡とコンプライアンス

    また、EYの法務チームは、EUグリーンディール・センター・オブ・エクセレンス(COE)を支える役割も果たしています。このCOEは、サステナビリティ、気候変動、エネルギー、環境、グリーンファイナンスに精通する法務専門家からなる、多くの領域と国・地域にわたるチームで、Fit for 55、サステナブルファイナンス、サプライチェーン・デューデリジェンス、循環型経済の枠組みなど、EUグリーンディールとその構成要素に関する支援を提供することを使命としています。同COEは、法務および規制に関する戦略的アドバイスを提供する単一の一元的組織であり、世界中のクライアントに対し、絶えず変化する政策と規制に対処し、EUグリーンディールの取り組みすべてを関連付けて理解するための支援を提供しています。

  • 従業員のサステナビリティとコンプライアンス

    法規制上のコンプライアンスを確保し、従業員のエンゲージメント、生産性、維持の向上に向けて、従業員の安全、福利、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公正)、インクルージョン(包摂性)に対応する取り組みを設計できるよう、クライアントを支援します。

    以下を含む問題に関連するサービスを提供します。

    • 労働法の追跡とコンプライアンス
    • 給与の公平性
    • 行動規範
    • 内部告発制度
    • 児童労働・人権に関する方針
    • ダイバーシティに関する取り組み
    • 職場復帰に関する方針
  • ESGデューデリジェンス

    取引、サプライチェーン、高リスクプロジェクト、下流および内部業務を含むバリューチェーン全体における人権やその他の環境・社会・ガバナンス(ESG)の問題を特定するため、デューデリジェンスに関する支援を提供します。以下に関連するサービスを提供します。

    • 法務・コンプライアンス上のデューデリジェンス
    • ベンダーのデューデリジェンス
    • 取引のデューデリジェンス
    • サプライヤーに対するアンケート調査のレビュー
    • 契約プロセス、法的内容、取引相手との契約の特定と修正

また、EYは、グローバルネットワークを通じて、戦略策定、税務ガイダンス、サプライチェーン計画、文化・社会に対する影響の評価、グリーンインフラプロジェクト、レポーティングなどのサステナビリティのさまざまな側面に関して企業に支援を提供しています。EYの法務チームは、このグローバルネットワークを構成する専門家やサービスとも連携しています。

EYのメンバーファームは、現地の法律や規制により法律業務の提供が認められていない場合、法律業務の提供ができません。

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