1997年に太田昭和監査法人(現・EY新日本有限責任監査法人)に入所後、会計監査、内部監査支援、内部統制構築・改善支援に従事。
現在はForensics事業部にて、企業グループの不正リスク評価、組織風土調査、不正調査、不正・不祥事の再発防止支援などのサービスを提供し、品質偽装対応、データ分析を活用したモニタリング支援やコンプライアンス・レビューなどの業務を提供。
また、不正リスクの観点からデータ分析を行うFDA(Forensic Data Analytics)をEYの主要監査エンゲージメントに導入するプロジェクトを推進。
業務提供分野は、自動車、化学、製薬、医療機器、IT産業、総合商社、建設など多岐にわたる。
より良い社会の構築を目指すために
近年、不正やコンプライアンス違反の事例が、公表の有無にかかわらず増加傾向にあります。これは、企業活動の急速なグローバル化に比べ、グループガバナンスの整備が遅れていることが一因となっています。
グループガバナンスを強化するためには、経営者はもとより、構成員の一人ひとりがリスクに向き合い、どのような状況でも社会に対して誠実であろうとする意識を保ち続けることが何よりも重要です。
そのためには、構成員が誠実であることに誇りと安心を持てるような企業文化と仕組み(コンプライアンスプログラム)が必要となります。
私たちは、不正リスクやコンプライアンスリスクに適切に対応するためのコンプライアンスプログラムの整備と運用状況のモニタリングを支援するとともに、誠実性の意識を企業グループ全体に浸透させる支援を通じてグループガバナンスを強化し、企業の長期的な成長の実現に貢献します。