EY Japanは、INvolve社(※本部:英国)が毎年公開している「OUTstanding LGBT+Role Model Lists」の2021年度版において、EY Japan チェアパーソン兼CEO の貴田守亮(きだ もりあき)が「100 LGBT+ エグゼクティブ」第1位に選出されたことをお知らせします。
「OUTstanding LGBT+ Role Model Lists」 は、職場におけるLGBT+インクルージョンを通じて、ビジネスの多様性と変革を推進しているリーダーとアライ(支援者)を紹介する取り組みです。
「100 LGBT+ エグゼクティブ」の第1位に選出された貴田は、EYのLGBT+とアライのためのグローバルなネットワークである「Unity」のエグゼクティブ・スポンサーとして積極的に活動し、LGBT+が働きやすい職場づくりのための活動を牽引しています。また、一般社団法人Marriage For All Japan主催の衆議院院内会議マリフォー国会での提言やLGBT+フレンドリーな社会構築を目指すさまざまなNPOの支援、国内外の企業と大学でD&Iに関する講演を行うなどの幅広い活動が認められました。今回は4度目のランクインであり、昨年は第2位、そして今年は第1位に選出されました。
受賞について貴田は、次のように述べています。
「多様な分野でご活躍されているリーダーの皆さまの中で100 LGBT+ エグゼクティブ第1位に選出されたことをとても名誉に思います。しかし、本賞は長年日本や世界でLGBT+の方々のために献身的に活動されてきた皆さまが、より相応しいと考えております。また私が上記の活動に取り組めたのは、EYメンバーおよび数々のNPO法人のご支援があってのことです。皆さまに感謝の意を表したいと思います。EYのパーパス(存在意義)は、Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)です。
より良い社会とは、インクルーシブ(包摂的)で持続可能な経済成長が実現される社会だと思います。誰一人として取り残されることのない成長のために、採用、育成、評価、登用などのあらゆる機会やプロセスが、多様な人材に公正(equitable)に与えられるように見直していきます。例えば、日本では先進国のなかで唯一、LGBT+の人権を守る法律や同性婚がありません。そのため、有望な若いLGBT+人材が海外に活躍の場を移すなど、人材の流出につながっています。また、海外の優秀なLGBT+人材を招聘することを難しくしています。これは企業のグローバルな競争力を阻害するだけではなく、日本の成長力にも影響が及びます。日本におけるLGBT+に関する法律の実現に向けて企業として、個人としても積極的に支援していきたいと考えています。
こうした公正を担保していく取り組みは、EYが掲げる『LTV(Long-term Value、長期的価値)ビジョン』を実現し、あらゆるステークホルダーに長期的価値をもたらすものと確信しています。また何よりも次世代がありのままに、のびのびと活躍しながら暮らせると思えるWell-being(ウェルビーイング)な社会の構築を目指してまいります」
詳細は以下よりご覧ください。
OUTstanding LGBT+ Role Model Lists