ブロックチェーン技術を活用した新たなビジネスモデルがさまざま登場しています。本ウェビナーではWeb3等のブロックチェーン技術を活用したビジネスの動向に加え、リスク管理、ガバナンス上の留意事項に関する情報を提供いたします。
ブロックチェーン技術は、かつては暗号資産等の分野での利用に限定されていましたが、現在ではさまざまな産業分野において検討が進んでいます。このブロックチェーン技術を利用した分散型インターネットは「Web3」とも呼ばれており、「経済財政運営と改革の基本方針2023」でも、Web3を活用して分散型のデジタル社会を実現することが言及され、その注目度はますます高まっています。
Web3の活用が進むことにより、新たなビジネスモデルの創設やイノベーションへの期待が高まります。しかしながら、新しいテクノロジーの実装に伴うリスクへの対応や、ビジネスモデルの変化に適用したガバナンス整備など、新たな課題も発生することは避けられません。サービスを安心・安全に提供するためには、事業者の信頼(トラスト)が不可欠です。
今回のDigital Trust Webinarでは、ステーブルコイン、ブロックチェーン・プラットフォーム、Web3ビジネスの3つの領域をテーマに、ブロックチェーン技術を活用した新たなビジネスモデルの創出に貢献する専門家をお招きし、各テーマの現状と今後の展望について議論します。
本ウェビナーを通じて、ブロックチェーン技術がもたらすデジタル社会の可能性や、安心・安全に活用するためのポイントなどの情報を提供いたします。皆さまのビジネスにお役立ていただければ幸いです。ぜひご参加ください。
日時:2023年11月27日 10:30~12:00
参加費用:無料
主催:EY新日本有限責任監査法人
プログラム
題名 |
登壇者名 |
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1 | ごあいさつ |
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2 | ステーブルコイン元年 変わりゆく決済サービス 2023年6月にステーブルコインに関する改正法が施行されました。本パートでは、ステーブルコインに係るビジネスに参加するにあたって留意すべき法制度を解説するとともに、ステーブルコイン取扱いに係る会計処理や監査手続等についても説明します。 |
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3 | ブロックチェーン・プラットフォームビジネスの現在地とトラスト ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームが登場し始めており、ビジネスモデルに変化をもたらすものとして注目を集めています。本パートでは、金融機関におけるブロックチェーン・プラットフォームの事例紹介とともに、プラットフォームビジネスにおける信頼(トラスト)を確保するための要点について触れていきます。 |
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4 | わが国のWeb3ビジネスを推進するための規制の在り方とは Web3ビジネスを推進するためには、現状の法規制を理解し、遵守することが重要です。本パートでは、Web3ビジネスにおける現在の課題を考慮し、業務上の制約やコンプライアンス上の留意事項、会計監査における注意点などについて取り上げていきます。 |
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5 | おわりに |
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講演者プロフィール
- 白石 陽介 氏
株式会社ARIGATOBANK 代表取締役/株式会社HashPort 社外取締役
(日本暗号資産ビジネス協会 ステーブルコイン部会 部会長/web3事業ルール検討タスクフォース 副座長)
ヤフー株式会社にて、PayPayを立ち上げた後、2019年株式会社ディーカレットにCTOとして参画。デジタル通貨事業を立ち上げる。
2020年株式会社ARIGATOBANKを設立。代表取締役に就任。株式会社MZ Cryptos代表取締役、株式会社Hashport社外取締役、MZWeb3Fund GP、Web3事業の立ち上げ・投資、JCBA役員として、業界団体としての提言も行っている。
- 河合 健 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 パートナー
(日本暗号資産ビジネス協会 web3事業ルール検討タスクフォース 座長/ステーブルコイン部会 法律顧問)
東京銀行/東京三菱銀行(現:三菱UFJ銀行)勤務を経て、2009年弁護士登録。フィンテック、ブロックチェーン、デリバティブ、金融規制、スタートアップ支援、デジタル関連法務を取扱い、Chambers & Partners, Legal 500, Who’s Who Legal, Best Lawyersなどの代表的な国際的弁護士評価機関において高い評価を得ている。現在、本暗号資産ビジネス協会法律顧問の他、日本金融サービス仲介業協会監事、日本デジタル空間経済連盟監事、自由民主党デジタル社会推進本部Web3PTワーキンググループメンバー、経済産業省「スタートアップ新市場創出タスクフォース」構成員、大阪府「国際金融都市OSAKA推進委員会」アドバイザー等を務める。
- 佐野 史明 氏
片岡総合法律事務所 パートナー
(日本暗号資産ビジネス協会 ステーブルコイン部会 法律顧問/ web3事業ルール検討タスクフォース 委員)
2012年弁護士登録。2014年から2年間信託銀行に、2017年から3年間融庁に出向した経験を生かして、金融規制法及び実体法の両面を踏まえた先端的なストラクチャリングの助言を多く行う。
現在、一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会ステーブルコイン部会 法律顧問、一般社団法人Fintech協会 監事、一般社団法人日本暗号資産取引業協会 法律顧問、一般社団法人オンライン型ファクタリング協会 アドバイザー等を務めている。
- 宮西 正太 氏
三菱UFJ信託銀行株式会社 デジタル企画部 デジタルアセット事業室 上級調査役 ジュニアフェロー
大学卒業後、三菱UFJ信託銀行に入社。長らく金融商品の約定・決済処理、法制度対応に関する事務・システムの企画を担当した後、業務構築の専門家として「Progmat」プロジェクトに黎明期より参画。現在セキュリティ・トークンの実務を統括する一方で、ステーブルコインや暗号資産信託等の新事業創造にも関与し、業務面からの助言・指導を行う。自称スペシャリスト中のジェネラリストとして、会計・税務・法務に関する課題を整理し事務・システム設計に昇華することを得意としている。
- 舘林 俊平 氏
KDDI株式会社 事業創造本部 Web3推進部長
2006年⼊社。移動体通信のネットワーク設計を担当
2012年よりKDDI∞Labo、KDDI Open Innovation Fundに関わり、スポーツ、エンタメ領域でのアライアンス、XR事業、バーチャル渋谷等を担当。
2021年ビジネス開発部副部長としてモビリティ領域でのJV設立を推進。
2022年4月BI推進部長。
KDDI∞Labo、KDDI Open Innovation Fund、KDDI Digital Gateを統括
2023年4月より現職。
オープンイノベーション活動に加え、αU metaverse/αU market等を管掌。
- 坂本 和良
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 Technology Risk – FAIT パートナー
EYに入社後はITリスクマネジメントの専門家として、会計監査の一環の内部統制評価業務、受託業務に係る内部統制の保証業務、分別管理監査業務に従事。
これらの経験から内部統制評価・構築業務、システムリスク管理態勢の構築業務、パッケージ導入PMO業務等のコンサルティング業務に関与。
現在は、Technology Risk – FAITの中で暗号資産交換業者や決済サービス等のインターネット関連サービスを提供しているクライアントを中心にリードしている。
- 田中 計士
EY新日本有限責任監査法人 第2事業部/アシュアランスイノベーション本部 パートナー Blockchain center 共同リーダー
EY新日本有限責任監査法人にて暗号資産交換業者を含むさまざまなWeb3関連事業者の会計監査業務に従事すると共に、Blockchain center共同リーダーとして法人内における多数の相談対応、セミナー登壇、専門誌への寄稿等を通じた情報発信を行う。
また、日本公認会計士協会では暗号資産対応専門委員として、同協会が実施するWeb3監査問題への対応等に関与。
- 河村 吉修
EY新日本有限責任監査法人 金融事業部/アシュアランスイノベーション本部 Blockchain center シニアマネージャー
EY新日本有限責任監査法人にて複数の暗号資産交換業者を含むさまざまなWeb3関連事業者の会計監査業務に従事すると共に、暗号資産交換業者の登録支援業務、Web3企業を対象とした財務DDや会計助言業務等、さまざまなアドバイザリー業務に関与。
また、日本公認会計士協会では暗号資産対応専門委員として、同協会が作成中の電子決済手段等取扱業者に係る監査実務指針等の策定に関与。
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プレゼンター
EY 新日本有限責任監査法人
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オンデマンド視聴期間:2023年11月30日~2024年3月31日
時間 現地時間