EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下EYSC)は、ChatGPTなど生成AIを含むAIの利用および開発・運用に係るガバナンス態勢の構築支援サービスの提供を開始します。
背景
昨今、ChatGPTなど生成AIに対する世界的な関心が急速に高まっており、組織においてAIの利用やAIと連携したサービスの開発・利用が加速しています。AIには信頼性・正確性やプライバシー・知的財産権などのさまざまなリスク(AIリスク)が存在するため、組織がAIを活用して目標を達成するためには、AIリスクを統制するための基本的な体制やルール、プロセスを整備することが求められます。
AIリスクの例
- 信頼性と正確性:AIによる出力結果は必ずしも正確・最新であるとは限らず、利用者にとって常に信頼できる結果とはならない。
- プライバシーとセキュリティ:AIの利用や開発を通して組織における機密情報や個人情報が漏えい・不正利用される可能性がある。
- 公平性とバイアス:AIによる出力結果が社会的な公平性に欠け、バイアスを有している場合がある。
- コンプライアンス:AIの利用や開発において著作権などの権利を意図せず侵害したり、各国・地域におけるデータ保護、AI規制などの法令に違反する可能性がある。
EYSCが提供するサービス
EYSCでは、AIの利用あるいは開発・運用を検討・実施している企業に対して、AIリスクを考慮しつつ、AIが有する可能性や効果を最大限に生かすために必要なガバナンスの構築を支援します。