EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、柔軟性と俊敏性を兼ね備えるマイクロソフトのデジタル変革推進ソリューションと、社会課題や経営課題の特定と解決に豊富な知見を有するEYのコンサルティングサービスの融合により、全社レベルでのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)をより短期間かつ集中的に協議し前進させるためのサービスとしてEY Experience for Microsoft Solutionsの提供を開始します。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応するために、データとデジタル技術を活用し、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革する事が急務となっています。その一方、競争上の優位性を確立するための全社レベルでのDXの具体的な進め方に課題を持つ企業も多くあります。EY Japanは、DX推進に課題を持つ企業を対象に、EY Experience for Microsoft Solutionsを通じてコーポレートDXへの取り組みを支援します。
本サービスは、自社のデジタル変革を実現する上で必要な先端技術および先進事例企業のデジタル化を体験できるように設計されています。場当たり的なデジタル化にとどまらないコーポレートDXの実現を目指す企業にとって、自社の現状を認識し目指すべき姿を明確に定め、そのために解決すべき課題を、よりスピーディーかつ具体的に検討することを目指します。
EY Experience for Microsoft Solutionsは、企業がDXの進め方を実際に体感できる場として、「体験」、「共感」、「発案」、「創出」の4つのステップで構成されているサービスです。「体験」では、先進事例を通じて、マイクロソフトが提供するMicrosoft AzureやMicrosoft Dynamics 365といったクラウドソリューションを実際に体験します。「共感」では、DX診断により自社の現状を把握し、優先度の高い問題領域に対してインタラクティブな議論により目指すべき姿とそこに至る道のりの意義を参加者全員が共感します。「発案」では、特定された課題に対するソリューションを発案するためのデザイン・シンキング・ワークショップの実施や、発案されたソリューションの導入によって得られるビジネス効果を明確にします。最後の「創出」では、発案されたソリューションの実現性や効果を素早く検証します。
また、EYのグローバルネットワークによりもたらされる豊富な海外事例や実績のあるテクノロジーソリューションを活用することにより、事業を海外展開している日本企業の複数地域・拠点での展開を想定したコーポレートDXもより効率的に支援することが可能です。
このEY Experience for Microsoft Solutionsは、参加者が課題やソリューションをその場で共有してまとめ上げるためのデジタル・コラボレーション・ツールとしてオンラインホワイトボード「Mural(ミュラル)」や対話型ホワイトボード「Surface Hub」「Surface Hub 2S」を備えるEY wavespace™ *で提供されます。EY wavespace のAIカメラと大型4Kディスプレイを備えたスタジオを活用することにより、オフライン、オンライン、ハイブリッドなどの開催形態に対応することができます。
*EY wavespace:顧客企業のイノベーション、デジタルトランスフォーメーションの実現を支援するために最新テクノロジーを体験し、ビジネスの未来を語り合える“イノベーションハブ”で、2021年7月に拡張オープンしました。