EY Japanは、顧客企業の課題解決を支援し、イノベーションを促進するための体験を提供する環境として「EY wavespace™ Tokyo」(東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー)を新たに拡張オープンしたことを発表しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、経営課題の複雑性、不透明性は増し、課題の特定、解決策の策定と実行、それによる変革はますます難しくなりました。一方で、働き方においてはリモートワークが浸透し、柔軟なワークスタイルやそれに対応した仕組みの変革が求められるともに、オンライン中心のグローバル対応が日常化してきました。
このような背景のもと、EY Japanは、従来のオフィスの一部を全面改修し、自社オフィスを顧客企業との「共創の場」として位置づけ、顧客企業のイノベーション、デジタルトランスフォーメーションの実現を支援するために、2018年開設した「EY wavespace™ Tokyo」を、最新テクノロジーを体験し、ビジネスの未来を語り合える“イノベーションハブ”として、2021年7月に拡張オープンしました。
「EY wavespace™ Tokyo」でのイノベーション創出体験は、リアル空間だけでなく、バーチャルでもハイブリッドで提供していきます。プログラム参加者は、自社オフィス内や自宅などのリモート環境からもアクセスできます。同時に、EYの世界中の人材と交流・アイデア交換をすることが可能な環境で、新たなイノベーションの実現を支援します。
この東京の新たな拠点に加えて、「wavespace™」は現在、世界26カ所のフラッグシップ拠点、30のサテライトを有しており、それぞれの拠点がAI、IoT、ブロックチェーン、ロボティクスなどの専門領域を持ちながら連携しています。これらEYのGlobalでの知見が「wavespace™」に集約されることで、各国の顧客企業のイノベーションやデジタルトランスフォーメーションを支援していきます。
拡張オープンに伴い強化された機能
- ニューノーマルスタンダードに対応した情報発信やコラボレーション環境
リアルとリモートのハイブリッド型イベントが主流となるニューノーマルスタンダードに対応し
- AIカメラと大型4Kディスプレイを備えたスタジオ設備「Studio-X」を新設, リアルとオンラインによる情報発信を推進
- コラボレーションツールを活用したワークショップの実施、グローバルと日本双方から、様々な領域の専門プロフェッショナルの参画
- テクノロジー・アセットの開発と導入
- EY Globalで最新のテクノロジーを活用して開発されたアセットを日本の顧客企業向けに提供
- EY Japanの知見やノウハウを新たなアセットとして開発する組織である「クライアント・テクノロジー・ハブ」との連携
EY Japanは今後も、スピーディーかつクリエイティブな顧客体験を提供するべく、「EY wavespace™ Tokyo」のサービスをより充実させていきます。
EY Japanのチーフ・イノベーション・オフィサーの松永 達也は次のように述べています。
「昨年来の新型コロナウイルス感染症は、日本の企業や組織に、より一層のデジタルトランスフォーメーションへのチャレンジが求められることとなりました。しかし、そのためには、ただ最先端のテクノロジーを活用するだけでは足りず、導き出されたソリューションを人間中心にデザインすることが必要で、未来のビジネスや社会をより良くするためのイノベーションの創出が不可欠です。『EY wavespace™ Tokyo』は、創造性を刺激し、ここでしか得られない特別な体験をリアルとバーチャルで提供することで、新たな価値を共に生み出すことをお手伝いします」