EY Japanは、2021年12月1日(水)に一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアム (Accessibility Consortium of Enterprises 、以下ACE) が主催する「ACEアワード」において、顕著な活躍を行った障害のある社員を表彰する「個人部門」、及び障害のある社員が活躍できる環境づくりに取り組む組織、メンバーを表彰する「環境づくり部門」にて特別賞を受賞したことをお知らせします。
障がい者雇用の新しいモデルの確立を活動目的としているACEは、ACEの目指す「企業の成長に資する障がい者雇用」という視点を踏まえつつ、「様々な事例の共有による障がい者の更なる活躍推進」を目的として、「ACEアワード」を主催しています。
個人部門にて特別賞を受賞した、岡本梨花(おかもと りか)は、大学で専攻したITをキャリアに生かし、ITスペシャリストとしてEY Japanに2017年に入社しました。現在は勤怠管理システムの運用に従事しています。聾(ろう)の理解促進のために、聾の仲間とEY Japanの従業員向けの手話講習会を立ち上げ、口唇を読むスキルと残存聴力を活かして、手話講師と参加者のコミュニケーションをサポートし、社員の手話理解促進に貢献しました。障がい者の課題とインクルーシブ(包摂的)な環境構築のために活動をしていることが評価され、コミュニティビルダー賞を受賞しました。
環境づくり部門にて特別賞を受賞した、コンサルティング組織の人事チームは、コロナ禍で採用活動が限定される中、主に発達障害のある社員のチームの新規立ち上げを行い、募集からインターンシップ、採用までを新規に短期間で展開し、活躍環境を整備したことを評価されました。
EYのパーパス(存在意義)である、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」のもと、今後もダイバーシティ&インクルーシブネス(D&I)の取り組みを強化し、社内外のあらゆる機会やプロセスを通じて公正(equity)を実現してまいります。こうした公正を担保していく取り組みは、EYが掲げる「LTV(Long-term Value、長期的価値)ビジョン」を実現し、あらゆるステークホルダーに長期的価値をもたらすものと確信しています。