国際会計基準審議会(IASB)は、IAS第12号「法人所得税」を改訂し、適格国内ミニマム課税ルールを含む、OECD GloBEモデル・ルールの導入に伴い発生する繰延税金資産・負債の認識を認識しないという強制的な一時的例外措置を導入すること、及び2023年1月1日以降開始する事業年度の年次報告書において、GloBEモデル・ルール導入に伴う影響額の開示要求を設けることを暫定的に決定しました。本例外措置は発効後直ちに遡及適用することが要求されます。
2023年1月にIAS第12号の改訂に係る公開草案を公表し、60日間のコメント募集期間ののち、2023年第2四半期に最終化される予定です。