ファミリーオフィス
現在では、ファミリーエンタープライズの個人資本は、プライベートエクイティとベンチャーキャピタルを合わせた資本額を上回るまでになっています。ファミリーオフィスの成長を加速させているのは、富裕層への富の集中とグローバル化の進展です。
チーム
EYができること
世界には、何千ものシングルファミリーオフィスがあります。そのほとんどが設⽴15年以内で、増加ペースは年々加速しています。
ファミリーオフィスは複雑な組織です。投資の変動要素だけでなく、その他さまざまな要素についての深い知見と専門知識が欠かせません。
ファウンダーズオフィス
多くの場合、創業者(ファウンダー)の請求書、出張計画、一般的な財務状態の管理を担当するアシスタント1人か、少数のスタッフで構成されます。
エンベデッド・ファミリー・オフィス
通常、企業の業務に加え、株主の個⼈的な財務問題に対応します。
コンプライアンスオフィスまたはタックスオフィス
投資を統括するとともに、記帳、保険、納税申告を担当します。
インベストメント・マネジメント・オフィス
プライベートエクイティ投資やヘッジファンドなどの業務を管理します。また、別の⼀族に対し資⾦管理のサービス提供を⾏う場合もあります。
フルサービスオフィスまたはプライベート・トラスト・カンパニー
税務、投資、一族の教育、ガバナンス、会計を含め、サービスのあらゆる面を管理します。通常、複数の世代にわたってサービスを提供しています。
成功を収めたファミリーエンタープライズの一族がファミリーオフィスを設立する理由
ファミリービジネス内での富の保全と後継者への承継計画に対する関心は⾼まる⼀⽅であり、このため、ファミリーオフィスを設⽴するメリットの評価はますます上がっています。ファミリーオフィスにはそれぞれ独⾃の特徴がありますが、おしなべて、私有財産などの⼀族の問題を管理する同族経営の組織であり、⼀族のビジョンとレガシー、支配権の移転、経営権の移転、富のスムーズな移転を⽀える業務を⾏っています。
EYファミリー・オフィス・ガイド
EYファミリー・オフィス・ガイドは、ファミリーオフィスについて詳しい説明を掲載したハンドブックです。ファミリーオフィスの設立を検討しているファミリーエンタープライズのリーダーに、有益な洞察を提供します。
本ガイドは、⼀族の富と資産を事業の運営から切り離したいと思っているファミリーエンタープライズの⼀族にとっても、成功を収め、IPOやM&Aなどによりビジネスを換金化した後、富の構築と保全を図りたいと考えている起業家にとっても参考になる内容となっています。順調なファミリーオフィスが⻑期的な成功のために実践しているリーディングプラクティスについての洞察だけでなく、テクニカルな情報も紹介しています。
チーム
EYの最新の見解
お問い合わせ
より詳しい情報をご希望の方はご連絡ください。