新たな価値の実現に向けて ―コミュニケーションの深化

クライアントコミュニケーションの深化による更なる監査品質の向上

クライアントコミュニケーションの深化による更なる監査品質の向上

クライアントの現状と今後起こり得る変化を⾒据え、ガバナンス上の課題や潜在的なリスクについてクライアントと早期かつ継続的な対話を⾏うことは、企業のガバナンスを⽀える会計監査の品質向上の観点からも重要です。

クライアントにおける経営管理のDX戦略の有無や進捗状況、ならびに基幹システムやデータ保有構造の状況等により、アプローチや設定すべきゴール像が異なります。EY新⽇本ではクライアントとの双⽅向のコミュニケーション機会を増やしテーラーメイドでの問題解決アプローチと共創を進めます。

クライアントのDX戦略への理解とコミュニケーションの活性化

クライアントにおけるDX戦略について、経済産業省の「DX推進指標」への当てはめやEY新⽇本による「データ利活⽤状況に関するサーベイ(データガバナンスサーベイ)」の結果などを活⽤し、DXの進捗レベルを把握します。なお、EY新⽇本はクライアントとの共創を加速させるため、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき、「DX認定取得事業者」としての認定を監査法⼈業界で初めて取得しました。(2023年7月1日認定更新)

監査チームでは、これまで実施している監査計画説明や監査結果説明に加え、クライアントの経営管理DXの進捗レベルに応じたSmart Auditの説明を実施しクライアントと協議しています。トピックやコミュニケーション⼿法はクライアントの状況に応じて多様化しており、EY wavespace* でのイノベーションセッションなど、リアルとバーチャルを使い分けながら、コミュニケーションの活性化に努めています。

*EY wavespace(TM): EYがグローバルに設置しているイノベーションハブ(拠点)。日本では東京に2018年に設置。

スケートボードでオレンジの煙を跳び越す男性

EY wavespace™

EY wavespaceチームでは多才な⼈材を結集し、考え⽅を変え、課題を明確化し、迅速なソリューション開発を可能にする新しいツールやマインドセットを提供します。

詳細ページへ

情報センサー記事のご紹介

「情報センサー」は EY新日本有限責任監査法人が毎月発行している定期刊行物です。国内外の企業会計、税務、各種アドバイザリーに関する専門的情報を掲載しています。「情報センサー」について詳しくは、 こちらをご覧ください。
DX時代のビジネスに求められる「デジタルトラスト」 第3回「自動化」の観点

テクノロジーを活用して業務の自動化を推進し、ビジネスモデルをシフトすることがDXの本質です。自動化により企業が享受できるメリットと、それに伴い起こり得るリスクについて考察します。(情報センサー 2021年8月号)

DX時代のビジネスに求められる「デジタルトラスト」 第2回「共有化」の観点

DXを推進する上で、システムやデータの「共有化」は重要な観点の一つとなります。データやプラットフォームを共有することによるビジネスの変革と、リスクに対する新たなチャレンジについて考察します。(情報センサー 2021年7月号)

DX時代のビジネスに求められる「デジタルトラスト」 第1回「オープン化」の観点

DX推進に伴う行動変容の一つに「オープン化」が挙げられます。ITシステムにおけるオープン化の歴史を振り返り、生じ得るリスクとその対策について考察します。(情報センサー 2021年6月号)

ビジネストランスフォーメーションとコーポレート部門の役割

EY Japanは「バックオフィスのデジタルトランスフォーメーション」をテーマに、企業の各機能のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)について掘り下げるWebinarシリーズを企画しました。第1回ではグループ全体でDXに積極的に取り組んでいる味の素グループから、CXOとして改革の旗振り役を担う藤江太郎氏をゲストに招き、DX推進の勘所についてお話しいただきました。今号ではその要旨を紹介し、コーポレート部門における最新のDXについても述べています。(情報センサー 2021年4月号

お問い合わせ

より詳しい情報をご希望の方はご連絡ください。