マージャーインテグレーション

EYができること

TMT企業は、とどまることのない変化の中を突き進んでいます。変革力のあるテクノロジーの進歩による変化は、顧客の習慣や好みを変化させ、確立されたビジネスモデルを壊し、予想もつかない競争相手を登場させています。

その結果、より効果的に統合プランと連携させるための買収ロードマップの見直しが必要になります。対応に後れを取れば、価値を創出する機会がリスクにさらされます。

ディールを円滑に行うための三つの重要検討事項は以下の通りです。

1. 数字だけでなく、行動にも注目

ディールによる成果を十分に引き出すために、真の意味で違いを生み出す企業としての行動をいくつか選び出す。取引から価値を引き出す意味で最も重要な行動に着目します。

2. ディールが成立する前に、新しい戦略的オペレーティングモデルを設計・変更し、分析する

ディールが成立するまでにオペレーティングモデルへの影響を十分考慮する。多くの場合、これがディールの効果を実現できるかどうかの決め手になります。既存チームを買い手からターゲットへと変更するために、または買収側企業のビジネスプロセスや企業文化的行動をディスラプションが起きている市場環境により適合する形で変化させるためにディールを利用する、逆統合方法も検討します。

3. モジュール式統合方法を検討する

すべてのニーズを直ちに取り入れる必要がないことを認識する。場合によっては一部の部門は統合の必要性がまったくないこともあります。そして、統合レベルを部門ごとに判断します。「緩やかにつながった」統合方法の維持が賢明であることも往々にしてあります。今年の輝かしい統合が翌年には売却という結末になった場合、結びつきをすばやくほどくことができます。

私たちのサービス

EYのシームレスなエンド・ツー・エンドのマージャーインテグレーションのアプローチは、M&Aのライフサイクルを知り尽くした知識に根ざしています。そのためディールのライフサイクルを通じてクライアント特有のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

私たちは、複雑な統合作業のかじ取りをサポートします。 M&Aのライフサイクルを幅広い視点から捉えているということは、つまり実行が部門内の細部だったとしても、私たちは全体像を見失うことがないということ。また最も重要なことに、私たちには、市場を代表するクライアントのM&Aライフサイクルの重要プロジェクトを支えてきた実績があります。

実際にサービスを提供するにあたっては、部門、セクター、アカウントの現場知識を備えたチームを結成します。抜けのない戦略を提供し、戦略専門会社やシステムインテグレーターよりも有利なコストで実行するためにグローバルとローカル両方のチームが活動します。

実績ある統合手法とトップレベルのデジタルツールを駆使し、ディールの目的に応じてアプローチを柔軟に調整します。