セキュリティ監査・アセスメントサービス

> テクノロジーリスク

近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展や、IoT機器の普及、サイバー犯罪の進化、テレワーク等の勤務環境の変化により、セキュリティリスクが高まっています。セキュリティリスクに対して十分な対応を行い、企業価値を維持するためには、セキュリティ対策状況についての現状の診断及び改善に向けた目標の設定と改善点の明確化を行うことが必要です。

EYでは、サイバーセキュリティを含む監査実績を基に、監査目的に合致したクライテリアで評価を行い、課題の抽出及び具体的な改善案を提示します。また、EYのグローバルなネットワークを活用し、海外拠点に対する監査・診断も対象スコープに含めることで、グローバル全体での管理態勢の維持・向上に貢献します。

EYができること

情報セキュリティ監査サービスは、リスクアセスメントに基づく適切なコントロールの整備・運用状況を、独立性・専門性のある情報セキュリティ監査の実施主体が、国際的にも整合性のとれた基準に従って検証・評価するものです。また、情報セキュリティに係るリスクのマネジメントが効果的に実施されるよう、助言を提供します。

また、監査・アセスメントにあたっては不正調査等に係るフォレンジックの専門家とともに、実機での設定調査やセキュリティ対策製品に関する技術面の管理策、及び脆弱(ぜいじゃく)性管理の調査等、カスタマイズが可能です。(Privacy & Cyber Response


CPA

EY独自のセキュリティアセスメントのフレームワークであるCPA(Cyber Program Accelerator)に基づきアセスメントを実施します。CPAはサイバー攻撃の変化に合わせて進化し続けるフレームワークであり、これにより、年々進化するサイバーリスクに対して、「先手を打つ」ことが可能となります。


NIST CSF

NIST CSF は、米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)が2014年に発行したサイバーセキュリティフレームワークです。現在CSF2.0が公開されており、統治、特定、防御、検知、対応、復旧の領域について、サイバーセキュリティ対策のベストプラクティスや対策状況を数値化するための評価基準などが、体系的に取りまとめられています。これに基づきアセスメントを実施することで、広く知られたスタンダードな基準に基づく、包括的な対策の実施が可能となります。


その他

上記の他、情報セキュリティ管理基準(経済産業省)やサイバーセキュリティ経営ガイドライン(経済産業省)等、多様なフレームワークを利用し、お客さまのニーズに沿った情報セキュリティ監査を実施することが可能です。

セキュリティガバナンスサービス

技術の急速な進歩は、サイバー脅威の指数関数的な増加と相まって、技術インフラへのリスクエクスポージャーを増大させています。近年では、サイバーセキュリティインシデントによって生産設備が停止し、ビジネスの継続が困難になる事象や、決算をつかさどるシステムが停止し、決算遅延やその他会計数値に直接的な影響を与えるような事象も複数発生しています。また、従業員や部外者による不正アクセスや不注意による情報漏えい等も依然としてビジネスにおける脅威となっています。

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  • セキュリティポリシー策定支援サービス

    セキュリティポリシーの策定は、企業や組織が情報セキュリティを保つための全体的な指針や方針を定める重要なプロセスです。セキュリティポリシーが存在しない場合、組織内の対応が一貫したものにならない。または、責任が明確にならず適切なセキュリティリスクへの対応が行われない可能性があります。

    また、企業や組織を取り巻くIT環境の変化やサイバー脅威の高まりによりセキュリティリスクは日々進化しております。これらの変化にセキュリティポリシーが対応できていない場合には、セキュリティ対策が陳腐化し、セキュリティリスクへの適切な対応ができない可能性が高まるため、定期的にセキュリティポリシーを見直し、適切なセキュリティ対策を維持することが重要です。

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  • クラウドセキュリティ監査/ガイドライン策定支援サービス

    近年、企業や組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中、DX推進に不可欠なクラウドサービスの利用拡大の動きが加速しています。クラウドサービスは新規サービスの登場や機能追加等、変化が激しいため、利用する企業や組織にとっては膨大なクラウドサービスを安全に使いこなすための実践的な管理態勢構築の重要性が増してきています。

    クラウドサービスを安心・安全に利用するには、技術的なセキュリティ対策にとどまらず、コンプライアンスや法規制への対応等のガバナンスも含め、幅広い領域での検討が必要です。

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  • OTセキュリティサービス

    現在、制御系システム(OT“オペレーショナルテクノロジー”)でサイバーセキュリティインシデントが多数発生しています。現在の製造業では、各サプライヤー、工場、外部委託先を含め、グローバルのサプライチェーン上で各種のコンピューターや機器が接続されています。これらの機器については、古い世代のOS(オペレーティングシステム)で稼働し、そこでの各種脆弱(ぜいじゃく)性をついた攻撃も増加し、それが原因で業務が停止し、大規模な経済的損失が発生しているケースが増えています。

    EYでは、制御系システムのセキュリティについてもリスク評価を実施してきた経験を生かし、OT領域のセキュリティ監査サービスを提供します。通常のセキュリティ監査は監査対象となる情報システムや機器を把握し各種標準(ISO27000シリーズやIEC62443)をもとに監査を進めますが、OTセキュリティではIPA等がガイダンスとして提示しているリスクシナリオベースに監査を進めることで、効果的、かつ効率的な監査サービスを提供することが可能となります。

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  • サイバーセキュリティ戦略・ロードマップ策定・実行支援サービス

    サイバー攻撃の増加・高度化、デジタルトランスフォーメーションやAIをはじめとする新興技術の進展、リモートワークの拡大や各国のセキュリティ関連の法規制の強化に伴い、情報漏えいやランサムウェア攻撃等のインシデントが経営へ与えるインパクトも深刻化しており、組織が直面するセキュリティ上の検討課題もテクノロジーにとどまらず、人・組織・プロセス等のあらゆる領域へ広がっています。

    このような中、効果的に組織のセキュリティ強化を図っていくためには、自組織における現状のCapabilityを可視化した上でセキュリティリスクを把握し、リスクの深刻度に応じた課題の優先順位付けを行い、限られた経営資源を重点的に優先度の高いセキュリティ施策へ投下していくことが必要不可欠です。

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  • パブリック(公的機関)向けサービス

    EYはパブリックセクターにおける先駆者として、多くの公的機関に対して監査及び保証サービスを提供してきました。この豊富な経験と深い専門知識をベースに、情報セキュリティ評価や監査に係る包括的なサービスを展開しています。

    パブリック(公的機関)における情報セキュリティ対策では、「政府機関等のサイバーセキュリティ対策のための統一基準群(以下、政府統一基準群)」内閣サイバーセキュリティセンター:(NISC))の他、関連省庁のガイドラインを順守する必要があります。他方、各組織を取り巻く環境は日々変化しており、情報セキュリティに関するリスクは高まる一方です。

    EYでは、政府統一基準群や各省庁のガイドラインに定められる基本的な順守事項のみならず、各組織における情報の重要性や業務特性を理解した上で、リスクを適切に把握し、クライアントにとって最適な助言と支援を行います。

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  • サイバーセキュリティ内部統制構築支援サービス

    サイバー空間をめぐる脅威は、日々高まりを見せ、その高度化は複雑さを増しています。それに伴い、監査基準委員会報告書315「企業及び企業環境の理解を通じた重要な虚偽表示リスクの識別と評価」においてセキュリティに係る重要性がうたわれるようになり、日本公認会計士協会テクノロジー委員会研究文書報告第10号「サイバーセキュリティリスクへの監査人の対応(研究文書)」が公開される等、財務諸表監査でもサイバーセキュリティリスクへの対応が求められるようになりました。また、2024年4月1日から始まった事業年度から適用となる「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」(通称:J-SOX)の改訂においても「情報システムに係るセキュリティの確保が重要」と明記されています。

    これらを受け、企業や組織はサイバーセキュリティリスクに対応した内部統制の構築・運用が求められています。

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EY Japan Assurance Hub

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時代とともに進化する財務・経理に携わり、財務情報のみならず、非財務情報も統合し、企業の持続的成長のかじ取りに貢献するバリュークリエーターの皆さまにお届けする情報ページ 

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