大手金融機関を経て2001年にEYのメンバーファームに入社、2005年のEYトランザクション・アドバイサリー・サービス株式会社設立に伴い移籍。 Valuation, Modeling & Economicsチームのパートナーとして、M&Aにおける株式・事業価値評価、PPA他無形資産などの価値評価を担当。また、EY Japan Strategy and Transactions ライフサイエンスセクターリーダーとして、製薬企業や医療機器企業の成長戦略実行を支援している。
より良い社会の構築を目指すために
企業がM&Aを実施した場合、企業結合会計基準に基づいて取得原価を配分する作業(PPA)を行うことが求められており、今では一般的な実務となっています。しかし、当該基準が適用された当時はまだどの企業にとってもなじみがなく、多くのM&A・経理担当役員からご相談を受けたものでした。私は、当該実務の初期の段階から関わり、会計基準設定団体、メディアや大学主催のセミナー、事業会社への勉強会における講師を数多く務め、日本企業の財務報告における価値評価水準の向上に貢献しています。