大手物流会社にて通関士として勤務。関税や輸入に係る内国消費税の取り扱い、および輸出入通関の手続きを学ぶ。
税理士資格を取得後、大手税理士法人に入社。間接税サービスの部署を設立し、専門的なサービスを展開。
その後、EY税理士法人に入社しインダイレクトタックス部のパートナーとして日系および外資系企業の国内外取引に係る関税および消費税の税務アドバイザリー業務に従事。
特定のインダストリーを対象とした専門的な関税・消費税の削減プランニングに関わる。また、テクノロジーを活用した付加価値税コンプライアンスサービスおよびERP導入に係る消費税のアドバイザリー業務といったデジタルに特化したサービスを行っている。
上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。
より良い社会の構築を目指すために
財務省の公表資料によれば、近年の我が国の予算における税収の直間比率は、間接税の比率が年々高くなっており、欧州の間接税偏重型の直間比率に近づいています。
このような税務環境下では、間接税に対する企業の関心度は高くなっていくと推測されます。CFOのアジェンダに『インダイレクトタックスマネジメント』という題目が追加されることになるでしょう。リスク管理や節税施策においては、親会社は自社だけでなく国内外のグループ会社も含めて広く実施していく必要があるでしょう。
間接税は片手間で対応できる税金ではありません。CFOにマネジメントを指南できる間接税の専門家が必要になります。そのような専門家を目指して、来たる間接税重点の税務環境で企業をサポートしながら、社会をより良くしていきたいと考えています。