ニュースリリース

2021年9月10日 東京, JP

EYとマイクロソフト、戦略的パートナーシップを拡大  150億米ドルの成長機会と技術革新をさまざまなセクターで推進

EYとマイクロソフトは、EYのビジネス発想力とマイクロソフトのクラウドテクノロジーの組み合わせをさらに進化させて、双方のクライアントに長期的価値をもたらすために、戦略的パートナーシップを拡大したことをお知らせします。

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EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

  • バックオフィスと公的支出管理業務の変革および最新化の促進
  • 企業がエンタープライズデータから潜在価値を引き出し、活用できるよう、業界初となるデータファブリックソリューションを構築
  • 信頼に裏打ちされた革新的なクラウドベースプラットフォームを活用して規制セクターの変革を支援
  • 人材と研修に大規模に投資して製品とサービスを広範に提供

EYとマイクロソフトは、EYのビジネス発想力とマイクロソフトのクラウドテクノロジーの組み合わせをさらに進化させて、双方のクライアントに長期的価値をもたらすために、戦略的パートナーシップを拡大したことをお知らせします。今回のパートナーシップ拡大で、両社は、クライアントに今後5年間で150億米ドルの新たな成長の機会をもたらすことを目指しています。これを実現するために、両社は、協働して新たなソリューションやプラットフォームの立ち上げに注力し、企業がデジタル変革を通じてビジネス上の課題や社会的課題を広く解決できるよう支援します。

この戦略的パートナーシップの下で、両社は、クライアントのバックオフィス業務の変革と、金融サービス、エネルギー、ヘルスケア、政府・自治体、製造などの主要規制セクターの革新に重点的に取り組みます。この他に、ビジネス変革を促進するマネージドサービスの創出や、潜在的価値の活用、業界初となる信頼性のある企業規模のデータファブリックの開発にも注力します。EYのプロフェッショナルチームは、EYの40,000名超の経験豊富なテクノロジー・コンサルティング・プロフェッショナルがより深度あるサポートをクライアントに提供できるよう、「EYマイクロソフト・サービス・グループ」のオペレーションをさらに拡大し、クライアントの変化するニーズに対応します。マイクロソフトは、EYの150,000名超のプロフェッショナルを対象とするマイクロソフトテクノロジー研修をEYチームと連携しながら進めるとともに、今後5年間で主要ソリューションの開発を加速させるためにエンジニアを派遣します。

EYのクライアントサービス担当グローバル・マネージング・パートナーのAndy Baldwinは、次のように述べています。

「EYとマイクロソフトは、連携しながら世界中のさまざまなお客様にサービスを展開しています。また、これまでテクノロジーの恩恵をあまり受けていなかった税務や財務などの分野に目を向け、クライアントがデータをより効果的に活用できるようサポートしています。こうした共同の取り組みを通じて、両社のパートナーシップのパワーは、深化の一途をたどっています。私たちが積み重ねてきた共同の成果は複数のドメインにわたり、そうした実績を基盤に、企業や政府・自治体のコスト削減、データの収益化、長期的価値の創出、アジリティ(迅速性)の構築などを支援しています。今回の大幅なパートナーシップ拡大で、私たちは、Azure、Power Platform、ならびにEYとマイクロソフトのエンジニアリング力を駆使したサービスに力を入れ、組織や企業のバックオフィス業務の最新化、クラウドの活用、マイクロソフトテクノロジーをベースとする新しいソリューションとプラットフォームを活用した変革の加速などを支援します」

マイクロソフトのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・コマーシャル・オフィサーのJudson Althoff氏は、次のように述べています。

「今回の発表は、EYとの長年にわたるパートナーシップが次の段階へと進んだことを示しています。今後、両社は、お客様のクラウド戦略を促進するために、より深度ある技術的知見を包括的に駆使して新たなソリューションやプラットフォームを開発・提供していきます。また、規制セクターのお客様がクラウド技術のメリットを活かしたバックオフィス業務を実現できるようサポートします。クラウド技術を取り込むことにより、データ活用の在り方が根本的に変わり、重要なビジネス機能の向上が期待されます」

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社のテクノロジーコンサルティング部門のリーダーである田畑 紀和は次のように述べています。

「マイクロソフトが持つ柔軟性と俊敏性を兼ね備えた卓越したクラウド技術とEYが持つ社会課題・経営課題を特定し解決する能力を、より一層強固に融合させるこの度の試みは、不確実で予測不可能な環境の中で、難しい経営の舵取りが求められているクライアントにとっても朗報となります。複雑化する社会課題に向き合いながら高いビジネス成長を実現するためには先端テクノロジーとデータの利活用が欠かせません。真の変革を必要とするクライアンと社会の要請に、両社の類を見ない強力なアライアンスで応えてまいります」

EYプロフェッショナルチームは、Microsoft Power Platform とAzureを組み合わせることで、企業が独自のインフラ投資を行うことなくビジネス機能をデジタル化できるよう支援します。さらに、世界で最も大規模なエンタープライズ展開のひとつであるMicrosoft Power Platformを活用して、クライアントのイベーションを促進します。

EYは、Azureベースの監査ソリューションとAzureベースの税務ソリューション(Global Tax Platform)の提供を通じグローバルリーダーとして評価されています。こうした実績をもとに、引き続き、EYプロフェッショナルチームは、バックオフィス業務の変革に注力し、税務、サプライチェーン、リスク、コンプライアンス、他さまざまな分野のマネージドサービスを技術面からサポートします。EYとマイクロソフトの共同チームは、これらの分野で、企業のコスト削減やアジリティの向上を支援するために、税務(EY Tax and Finance Operate)、従業員モビリティ(EY Pathway)、サプライチェーンにおけるマネージドサービスの採用を含む、主要ソリューションの開発を加速させています。また、国内のリソース動員を改善するために、公的支出システムのデジタル化を支援します。

EYとマイクロソフトの共同チームは、クライアントのビジネス向けクラウドのオーケストレーションをサポートする取り組みの一環で、EY Trusted Data Fabricを開発しています。これは、エンタープライズデータにアクセスするための方法を提供する業界初のアーキテクチャで、高度な人工知能(AI)を活用したデータ管理機能を実装した複数のEYプラットフォームに跨ってデータの処理と活用を自動化し、データへのアクセスを可能にします。EY Trusted Data FabricとマイクロソフトのPower Platformを組み合わせることにより、より多くの機能をEY Azureに追加することができます。EY Azureは、クライアントに最先端技術へのアクセスを可能にし、製品開発を促進して迅速なイノベーションの実現をサポートする、クラウドネイティブのマネージドサービスプラットフォームです。

さらに、両社は、クラウドソリューションを活用して、金融サービス、ヘルスケア、エネルギー、および政府・自治体などの規制セクターのデジタル変革を加速し、規制関連のハードルを解消してクラウドへの移行とイノベーションを促進するために、協働して取り組みを進めます。そのアプローチとして、金融犯罪から消費者や金融機関を守ることで資本市場の信頼を高める 「EY Financial Crime Platform」 、および金融機関の金融規制要件を効率的に制御、管理、報告する 「EY Comply」 など、実績に裏付けされたソリューションを「Microsoft Cloud for Financial Services」 に融合します。

 

EYとマイクロソフトの戦略的パートナーシップに関するさらに詳しい情報は、以下のサイトをご覧ください。
EY and Microsoft Alliance

※本ニュースリリースは、2021年8月11日(現地時間)にEYが発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。

英語版プレスリリース:
EY and Microsoft announce expansion of collaboration to drive a US$15b growth opportunity and technology innovation across industries

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150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
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