EY Startup Packageの内容
EY Startup Packageは、スタートアップ企業のステージ初期に必要な機能をパッケージ化し、月額定額料金で利用可能なサービスです。専任のEY Japanの担当者が依頼企業の相談相手となり、各種ニーズに合ったソリューションをパッケージで提供し、企業の抱えている課題解決をサポートします。業務構築の支援にとどまらず、要望に応じて、〝EY Ripples(※1)”を通じた活動も組み合わせることにより、経営メンバーなどの人的リソースの補強支援、優良な外部ネットワークの紹介、資金調達に関する支援などをワンストップで提供します。さらに、各パッケージを継続的にサポートする機能も組み込み、統合型でサービスを提供します。
EY Startup Packageの4つの構成
- 業務構築支援:企業運営に欠かせない、規程などの書類を企業に合わせた形で提供し、効率的な事業運営をサポートします。また、会計、人事系システムなど、無数にあるバックオフィス系システムの導入も会計の専門家としての視点を生かして全面支援をします。単にソリューションを提案するだけでなく、EY内外の信頼できるメンバーと共に継続したサポートの提供も行います。
- 人的リソース支援:スタートアップの成長にとって重要なカギを握る各最高責任者(CXO)や、執行役員から実務を担当するスタッフまで企業にとって重要な人材の紹介・採用をEY内外のネットワークと連携して支援します。
- ネットワーク支援:外部連携先との関係が確立されていない起業初期には、スタートアップ企業自らがアプローチできない連携候補先の企業やその窓口を、また、成長フェーズに入った時期には、企業の成長を後押しするような効果的な連携先を、EYの国内外のネットワークに基づいて紹介します。
- 資金調達支援:EY内外のネットワークを最大限活用し、スタートアップ企業の成長ステージに合わせた適切な資金調達先との面談機会を、適切なタイミングでスタートアップ企業へ提供し、成長を支援します。
EY Startup Packageの特長
- 定額だから安心:一定の工数内であればパッケージ内の機能を、必要に応じて自由に選べます
- コンテンツの充実:事業運営に必要な多数のコンテンツにすぐにアクセスできるため、CXOの業務を迅速にサポートできます
- 信頼できるネットワーク:EY内外のネットワークを最大限に活用し、信頼できる関係先へのアクセス機会を得られます
- 充実したサポート:EY内外のサポートメンバーが、充実したサポートを提供します
EY Startup Packageの導入効果
EY Startup Packageを導入するスタートアップ企業は、以下の効果を得ることが期待できます。
- EYがスタートアップ起業時に最低限必要な機能を提供するため、スタートアップ企業は本業の運営に集中・専念でき、スピードを持った経営を実現することができます
- EYが提供するワンストップパッケージでは、CXOの専門外領域においてもサポートを受けることができます
- 自社のネットワーク強化に向けて、EYの信頼のおける外部ネットワークにもアクセスが可能になります
- 企業運営にかかる初期コストを抑えることができるため、事業の進捗に沿った費用投資が可能になります
- 月額定額制のため、必要に応じて継続的なサポートを受けることができます
料金プラン(※2)
- ミニマム:月額10万円(税抜き)
コストを抑えて、特定の分野に絞ったサポートを受けたい企業様向けのプランです
- スタンダード:月額30万円(税抜き)
パッケージの特長を十分に活用して効率的な経営をしたい企業様向けのプランです
- プレミアム:月額50万円(税抜き)
社内リソースの不足を補うための、フルサポートを求める企業様向けのプランです
(本サービスに関して定額で提供されるのは、EY内部のリソース、コンテンツ提供に係る部分のみとなります。外部連携先との契約については別途料金がかかる可能性がございます。)
EYはEY Startup Packageを通して、継続的にスタートアップ企業の支援をしていくことにより、短期的な利益にとらわれず、「長期的価値(Long-term value:LTV)」の創造を目指し、“EY Startup Innovation - Building a Better Startup Ecosystem”を掲げて、長期的な視点を見据え、スタートアップの発展に寄与していきます。
※1: EY Ripplesは、EYがグローバルで展開している企業責任(Corporate Responsibility:CR)プログラムです。世界中の人々の生活をより良いものにしていくことを目標に、EYの専門家の知識、技術、経験を活用して、様々な活動を行っています。すべての活動において、国連で採択された「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals:SDGs)」の達成を追求しており、EY全体では、2022年末までに100万人以上のEYメンバー、クライアントなど、幅広いネットワークを活用し、EYが保有する専門知識、技術、経験を結集して社会課題に取り組むことを目指しています。本プログラムは、2022年までに1,000万人の個人や組織の未来に直接的に、またその家族やコミュニティなどに対して間接的に1億人に、そして2030年までに10億人の人々にポジティブな影響をもたらすことを目的にしています。
※2: 本サービスに関して定額で提供されるのは、EY内部のリソース、コンテンツ提供に係る部分のみとなります。外部連携先との契約については別途料金がかかる場合があります。