EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023 ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2023年の九州地区代表として株式会社ECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)代表取締役CEO川野 輝之氏を選出いたしました。選出された地区代表者は、本年12月中旬に東京で開催されるEOY 2023 Japanに臨みます。
候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同するボランティア・メンバーによる推薦委員および選考委員にご支援いただき、選考委員による面談選考にて、アントレプレナーが社会にもたらした長期的価値などを中心に4つの選考基準(アントレプレナー精神、パーパス、成長、影響力)に基づき実施され、九州地区代表、Accelerating部門優秀賞、Challenging Spirit部門優秀賞、選考委員特別賞を選出しました。
選考委員長である川原 洋サイバー大学学長のコメント:
「この度ファイナリストとして入賞された皆さまにアントレプレナーとしての優劣はありません。一方で事業として取り組まれている領域には2つの共通テーマがあったように思われます。すなわち日本において最も深刻な社会問題とも位置付けられる「資源管理」と「人材不足」への取り組みです。
具体的な事業内容として、「資源管理」においては限られた水産資源の管理や衣料のリサイクルやリユーズのエコシステムの構築であり、「人材不足」においては事業承継における後継者探しや有資格者や専門職人材の有効活用です。
最終的な選考結果として、Challenging Spirit部門ではGPSやAIによって水産資源の保全や管理に挑む水上氏が、Accelerating部門では在宅患者に薬剤師が直接服薬指導を行う体制を構築した黒木氏がそれぞれ最優秀賞を獲得されました。
そして不要となった衣料品を資源化するグローバルなエコシステムを17年以上かけて構築してきた川野氏がEOY 2023の九州地区代表に選出されました。
いずれの取り組みにおける事業の規模や歴史にかかわらず、ファイナリストの皆さまの益々のご発展とご成功をお祈りしております」