EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2018 ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2018年10月10日に九州地区大会アワード・セレモニーを開催し、下記2名のアントレプレナーを選出いたしました。選出された2名は、本年12月3日、4日に東京で開催されるEOY Growth Forumにて、EOY 2018 JapanおよびEOY Japan Startup Award 2018に臨みます。
候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同するボランティア・メンバーによる実行委員会にご支援いただき、アントレプレナー精神などの6つの審査基準に基づき実施されました。
EOY 2018 Japan 九州地区代表に選ばれた木村情報技術株式会社 木村 隆夫氏について、審査委員長である川原洋サイバー大学学長は、「医療業界において、自らの業界知識や知見をフルに生かし、ニッチなITサービス事業で大きく成長されました。また、果敢にAIを活用した事業モデルにチャレンジし、医薬品のコールセンター業務にIBM Watsonを適用するなど、新境地の開拓で大きな成長が見込まれます。一方で、AIの応用サービスを佐賀県の地盤産業に育て上げようと、学生を付加価値の高い人材として育成雇用し、大きく貢献しています。AIのビジネスとしての成長は、実は木村さんのように付加価値をつけ、具体的なビジネスソリューションとして社会に提供する人たちにあると言えます。これからも木村さんのExceptional Growthに大いに期待したいと思います。」と話しています。
また、EOY Japan Startup Award 2018 九州地区代表に選ばれた株式会社スカイディスク橋本司氏については、「自動車製造業を中心とする生産現場でのIoTとAIの適用技術に特化し、ものづくり日本の匠のノウハウや老齢化に伴う人材不足を、デジタル化とAI化により企業の資産として活用されています。経営戦略も製造業に注力し、国・地域、あるいは産業界を超えて広く優秀な人材を集め、付加価値の高い技術者集団を築きつつあります。スタートアップとしてもっとも重要な顧客拡大もすでに優良な100社に展開できていることは大きな企業の財産です。ものづくり日本の人材不足がもたらす構造的危機を救うイノベーションリーダーとして、高く評価しています。」と、川原氏は述べています。