ニュースリリース

2013年9月3日

第12回東北地区大会グランプリ決定

起業家表彰制度 "EY EOY 2013 Japan"

プレス窓口
EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

2013年の東北地区で最も優れた起業家にこころネット株式会社(福島県福島市)の菅野松一氏

EY EOY 2013Japan東北地区大会実行委員会は、2013年9月3日、EY アントレプレナー・ オブ・ザ・イヤー・ジャパン(EY Entrepreneur Of The Year Japan、以下「EOY Japan」)第12回東北地区大会アワードレセプション(仙台市で開催)において、2013年度東北地区グランプリをこころネット株式会社(福島県福島市)の代表取締役会長 菅野松一(かんの しょういち)氏に決定いたしました。

こころネット株式会社は、石材業、冠婚葬祭事業などを通じて「人々のこころに満足と安らぎをもたらすサービスを提供する」という理念を元に事業を展開しています。
菅野氏は石工職人として修行を始め、現在では、世界の名石を中国に集め、中国で墓石に加工して輸入し、販売するという業界のビジネスモデルを確立しました。冠婚葬祭業・石材業において、日本一の企業になることを目標として、2012年JASDAQに上場、友好的M&Aを積極的に推進しながら成長を加速しています。

菅野松一氏

東北地区グランプリ
菅野松一氏
こころネット株式会社
代表取締役会長

介護事業も開始するなど、まさに「トータルライフサポート」の企業グループをけん引し、人々の安らぎに貢献しています。
菅野氏を含む東北地区大会ファイナリストは、本年11月に東京で開催されるEY EOY 2013 Japanへの選考に臨みます。

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EY Entrepreneur Of The Year、以下EOY)とは、活躍する起業家の姿をロールモデルとして紹介し、後に続くアントレプレナーの輩出を支援するため、1986年にアーンスト・アンド・ヤングによって創設された起業家表彰制度です。
現在、世界約60カ国で実施されています。日本においては、EOY Japanとして、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度として、2001年より実施しており、本年で13年目を迎えます。
EOY Japanは、アントレプレナーシップのロールモデル選出に取り組むとともに、本プログラムを通じ、世界に進出する起業家の支援、起業家コミュニティの形成など、次代を担う起業家のサポートを推進してまいります。

EY EOY 2013 Japan 第12回東北地区大会 ファイナリスト一覧

アクセラレーティング部門
  • 八木澤勝夫氏 株式会社フミン 代表取締役 (福島県福島市)
    「省エネガラスコーティングで世界の省エネルギーを推進する」。どんな形状のガラスにも対応できる省エネガラスコーティング、「フミンコーティング」は、世界各国で特許を取得し、国立新美術館などで採用されるなど、高い性能と、どんな形状でも施工できる便利さが評価され、世界レベルでの地球温暖化防止、省エネルギー推進に貢献している。
  • 菅野松一氏 こころネット株式会社 代表取締役会長(福島県福島市)
    石材業・冠婚葬祭業およびその関連事業を通じて、人々のこころに満足と安らぎをもたらすサービスを提供。世界の名石を中国に集め、輸入・販売するビジネスモデルを確立。日本一の石材業・冠婚葬祭業に向けて成長を続けている。
  • 及川秀子氏 有限会社オイカワデニム 代表取締役(宮城県気仙沼市)
    海外のブランドから高い評価を得ていたデニム縫製、製造技術は、東日本大震災の津波にもほつれなかったと評判。震災後の地域住民の救援活動が評価され、総務省の「津波避難対策推進マニュアル検討会」など、政府の委員として貢献している。震災後地域資源を生かし、カジキマグロを使用したデニム生地の作成に取り組んでいる。
チャレンジング・スピリット部門
  • 高橋宏彰氏 株式会社エピ 代表取締役社長(岩手県花巻市)
    東北初の製パン検定クラスAを取得した製パン職人でもある高橋氏は、岩手県産の小麦の特長を生かして、常温で90日保存可能で、袋から出して10分焼くだけで焼き立てパンができる半焼成パンを開発。新しい食シーンを日本そして世界へ発信すべく準備を進めている。

※ナショナルアントレプレナー部門は該当者なし。各部門の詳細については下記をご参照ください。

EY EOY 2013 Japan 第12回東北地区大会 運営体制

主催 : EY EOY Japan東北地区大会実行委員会
共催 :   新日本有限責任監査法人 EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
後援 : 東北経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構東北本
部、 一般社団法人東北経済連合会、社団法人東北ニュービジネス
協議会、 公益財団法人東北活性化研究センター

以上

  • EOY 2013 Japan 実施概要

    4月26日より、起業家のエントリー(自薦・他薦による公募)を開始し、11月に起業家精神を持ったリーダーをEOY Japan日本代表として表彰します。

    EOY Japan日本代表は、翌年(2014年)6月に開催されるWorld EOY 2014(世界大会)に参加し、各国を代表して参加する起業家とともに、世界ナンバーワンの起業家を決めるWorld EOY 2014の選考に臨みます。

    本年度はEOY 2012 Japan日本代表である松村博史氏(医療法人徳真会グループ 理事長)がWorld EOY 2013に参加しました。

    1. エントリー期間

    2013年4月26日(金)~9月中旬

    2. EOY Japan日本代表 選考スケジュール (予定)

    2013年 8月~9月          書類選考
    11月 審査委員会による候補者の面談
    11月 EOY Japanアワードレセプション開催  - ファイナリスト選考、日本代表決定
    2014年 6月 World EOY(世界大会)開催

    3. 表彰カテゴリー

    下記の3つの部門を設け、各部門にふさわしい起業家をファイナリストとして表彰し、最終的に日本代表1名を決定いたします。

    National Entrepreneur of the Year部門

    上場企業および上場企業に準ずる企業の起業家で、ビジネスのリーダーとしてさまざまな分野で活躍されている起業家が対象。

    例:

    • 企業活動を海外展開し、グローバルな影響力を有する起業家
    • ビジネスモデルの競争優位性や、技術マーケティング力および社会の影響力など国内外で注目される起業家
    • 相当の規模(例えば、数百億円以上)で活動を展開し、業界を牽引している起業家
    Accelerating部門

    審査対象となる企業(事業)に最低2年以上携わっている起業家で、上場企業および上場企業に準ずる規模の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。

    例:

    • 国内で一定の影響力を有し、更なる成長が期待される企業(事業)の経営に携わっている起業家
    • 新興市場に上場している企業(または準ずる企業)の経営に携わっている起業家
    • 相当の規模(例えば数十億円から数百億円)で活動を展開し、業界に一定の影響力を有する起業家
    Challenging Spirit部門

    スタートアップ段階の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。

    例:

    • 審査対象となる企業(事業)が、原則として創業(または事業に関与して)から7年を経過していない起業家
    • 長年研究開発(または試行錯誤)してきた技術(ないしビジネスモデル)の確立に一定のめどがつき、幅広い展開を今後予定している起業家
    • 革新的な技術(またはビジネス)を持ち、今後の展開を予定している起業家

    4. 審査基準

    主に次の3つの視点で審査いたします。

    ①創造性・革新性 (Innovation / Originality / Entrepreneurship)

    事業に対するビジョン、社会への影響力などさまざまな側面におけるアントレプレナーとして創造性・革新性を評価。起業家としてのストーリー、チャレンジ精神、後進へのロールモデルとしての影響力やメッセージなどを考慮します。

    ②優位性・成長性 (Competitiveness / Performance Growth)

    ビジネスモデルの競争優位性、技術・マーケティング力、事業の成長性などの側面から事業内容を評価します。

    ③国際性 (Global Impact)

    World EOY(世界大会)にふさわしい、事業の国際性やグローバルな影響力を考慮します。

    5. 運営体制

    主 催 : 新日本有限責任監査法人
    運 営 : 新日本有限責任監査法人 EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
    審査委員・アドバイザー : 各界より、各事業分野に精通した方、事業経験豊富で起業に理解の深い方々に、ファイナリストおよび日本代表の審査と選考をご支援いただいています。
    推薦部会: 趣旨に賛同するボランティアの方に、候補者の発掘と推薦、書類選考までを支援いただいています。

    ご参考

    〔主なEOY Japan日本代表、主なWorld EOY受賞者および海外でのEOY受賞者〕

    主なEOY Japan 日本代表

    2012年      松村博史氏 (医療法人徳真会グループ)
    2011年 山村  章氏 (株式会社フェローテック)
    2010年 田中  仁氏 (株式会社ジェイアイエヌ)
    2009年 庄司秀樹氏 (東洋システム株式会社)
    2008年 石橋博良氏 (株式会社ウェザーニューズ)
    2007年 隣  良郎氏 (株式会社エヌ・ピー・シー)
    2006年 鈴木清幸氏 (株式会社アドバンスト・メディア)

    主なWorld EOY受賞者

    2013年     ハムディ・ウルカヤ氏 (チョバーニ / 米国)
    2012年 ジェームス・ムワンギ氏 (エクイティ銀行/ケニア)  
    2011年 オリビア・ラム氏 (ハイフラックス/シンガポール)  
    2010年 マイケル・スペンサー氏 (ICAP/英国)  
    2009年 ツァオ・ダーワン氏 (フーヤオガラス/中国)  
    2008年 ジャン・ポール・クローゼル氏 (アクテリオン ファーマシューティカルズ/スイス)  
    2007年 ギー・ラリベーテ氏 (シルク・ドゥ・ソレイユ/カナダ)  
    2006年 ビル・リンチ氏 (インペリアル・ホールディングス/南アフリカ)  

    主な海外でのEOY受賞者

    スコット・マクニーリ氏 (サン・マイクロシステムズ)
    マイケル・デル氏 (デル・コンピュータ)
    ハワード・シュルツ氏 (スターバックス・コーヒー)
    ジェフ・ベゾス氏 (アマゾン・ドットコム)
    サーゲイ・ブリン氏/ラリー・ペイジ氏     (グーグル)

EOY 2013 Japan 東北地区大会に関するお問い合わせ

EY EOY Japan東北地区大会実行委員会事務局
新日本有限責任監査法人 仙台事務所

TEL : 022 262 0325 FAX : 022 264 9480

 

EOY 2013 Japanに関するお問い合わせ

新日本有限責任監査法人 EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

TEL : 03 3503 1004 FAX : 03 3503 2361

https://eoy.eyjapan.jp

 

報道関係のお問い合わせ 

EY Japan BMC (Brand, Marketing and Communications)

Tel 03 3503 1037