ニュースリリース

2011年6月6日

「World EOY 2011」受賞者決定 2011年の世界ナンバーワンの起業家が決定 Hyflux(シンガポール)のオリビア・ラム氏が「World Entrepreneur Of The Year 2011」を受賞 女性初の受賞者が誕生

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新日本有限責任監査法人が実施する起業家表彰制度『アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(Entrepreneur of The Year、以下EOY)』の世界大会である「ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(ワールドEOY)2011」 (アーンスト・アンド・ヤング主催)が2011年6月5日(現地時間)、モンテカルロ(モナコ公国)のサル・デ・エトワールで開催され、シンガポールのHyflux Limited(ハイフラックス)のグループCEO兼代表取締役であるオリビア・ラム(Olivia Lum)氏が世界ナンバーワン起業家として"World Entrepreneur Of The Year 2011"を受賞しました。

ラム氏は49人の『アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー』代表から選出されました。今年は以前にも増して女性起業家が多く見られ、合計6人が名を連ねました。

ラム氏は、1989年に資本金15,000米ドルで2名のスタッフとHyfluxを設立しました。今日、同社は、世界一流の水処理会社の一つに名を連ねています。現在は、総収入4億5,000万米ドル、従業員2,300人超を擁する上場企業として、東南アジア、中国、インド、中東、北アフリカで事業およびプロジェクトを展開しています。

"World Entrepreneur Of The Year"の受賞に 歓喜するオリビア・ラム氏

"World Entrepreneur Of The Year"の受賞に歓喜するオリビア・ラム氏

※上記の写真データをご希望の方は、
EOY運営事務局までご連絡ください。

YTL Group of Companiesのマネージング・ディレクターで審査員長のタン・スリ・フランシス・ヨー・ソク・ピン氏は、「ラム氏の起業家精神と、事業による社会的で健全なすばらしい貢献を考えれば、ラム氏は2011年のワールドEOYの受賞者として最もふさわしい」とコメントしています。

ラム氏は、次のように述べています。「Hyfluxの全従業員を代表して、私はこの受賞を非常にうれしく思います。飢えと貧困を克服した経験があれば、どんな困難もこえられるのだと確信しました。このような素晴らしい起業家の皆さんの中から私が選ばれたことをたいへん誇りに思います」

アーンスト・アンド・ヤングの戦略的成長市場 のグローバル・バイス・チェアであるマリア・ピネリは次のように述べています。「ワールドEOY史上初の女性受賞者として、ラム氏はアジアおよび世界の起業家、そして女性たちにとって素晴らしいロールモデルとなるでしょう。現在、世界中でより多くの女性起業家が輩出され素晴らしい事業を確立していますが 、ラム氏の受賞は、このトレンドにさらに弾みをつけることになるでしょう。」

アーンスト・アンド・ヤングの会長兼CEOであるジム・ターリーはこう述べています。「私たちがこのEOYを初めて開催してから、今年でちょうど四半世紀が経過しました。最初は1986年、米国のたった一都市での開催でした。この25年間に、経済の成長期であれ停滞期であれ、どのような組織や企業よりも イノベーション(技術革新)や雇用の創出、そして経済の繁栄に貢献してきたのが起業家です。ラム氏はこうした起業家の一員としてのビジョンと強い意志を兼ね備えた、アーンスト・アンド・ヤングのワールドEOY2011の受賞者に極めてふさわしい人物です」

Hyflux グループCEO 兼代表取締役 オリビア・ラム氏について

1989年、オリビア・ラム氏は二人のスタッフと共に資本金15,000米ドルでHyfluxを設立しました。今日同社は、世界一流の水処理会社の一つに名を連ねています。現在は、総収入4億5,000万米ドル、従業員2,300人超を擁する上場企業として、東南アジア、中国、インド、中東、北アフリカで事業およびプロジェクトを展開しています。

Hyfluxは、拡大傾向にある水処理事業において、また主要市場で成長機会を捉えるという点で、戦略的に優位な立場にあります。同社は、革新の精神そして起業家精神によって、水処理膜事業における技術的進歩、アプリケーションの商業化、プロジェクト管理、運営と整備を推し進めています。Hyfluxは、最近、シンガポールの水資源を統括・管理する公益事業庁(PUB) によって、同国で第2番目に建設され、最大の規模となる海水淡水化プラント の「優先入札企業」に選ばれました。

ラム氏のリーダーシップのもと、Hyfluxは環境、教育、企業家精神の育成や地域活動に焦点を当てた多くの企業市民活動のスポンサーとして、これらのプロジェクトを推進してきました。2010年には、Hyfluxは野生生物保護、高齢者介護、リハビリや知識・技能開発のための資金集めを目的としたイベントに貢献しました。また、同社は、中国青海省やハイチの震災救援活動の一環として携帯型ろ過膜を提供しました。アルジェリアの同社スタッフが「ビーチ・クリーニング・デー」を開催したほか、シンガポールの従業員は恵まれない環境で育った青少年を励ます活動としてクリスマスの昼食会を催しています。

元シンガポール国会議員であるラム氏は、さまざまな組織の委員会に参加しています。同氏はシンガポール・天津経済貿易評議会、シンガポール・江蘇州提携評議会のメンバーで、CSR(企業の社会的責任)に関するシンガポール協定議長も務めています。www.hyflux.com

World EOYとは

World EOYは、アントレプレナーの輩出をグローバルに支援するプログラムです。2001年より、毎年開催され、世界各国でEOY代表に選出された受賞者が参加し、その努力と功績が称えられます。
さらに、参加起業家の中から"The best of best"として、その年の世界ナンバーワンの起業家"World Entrepreneur Of The Year"受賞者が選出、表彰される国際的なイベントとなっています。
 

アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EOY)とは

アーンスト・アンド・ヤングのアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EOY)は、起業家にとって世界で最も名誉ある賞といえます。このユニークな賞は、可能性を持つ人々の起業家としての活動を奨励し、先見性、リーダーシップ、功績により人々に希望を与える人物の貢献を称えるという点で、他の賞とは異なります。
世界で初めて創設された、唯一そして真の意味でのグローバルな賞であるアーンスト・アンド・ヤング・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EOY)は、世界50カ国、140を超える都市における地域、国、グローバルな表彰制度を通じて、成功し、成長を続ける、そしてダイナミックなビジネスを確立し、これを率いる起業家を称えています。

日本においては、EOY Japanとして、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度として、2001年より実施しており、本年で11年目を迎えます
EOY Japanは、アントレプレナーシップのロールモデル選出に取り組むとともに、本プログラムを通じ、世界に進出する起業家の支援、起業家コミュニティの形成など、次代を担う起業家のサポートを推進してまいります。

なお、本年も4月25日より「EOY 2011 Japan」の一般公募を開始しております。「EOY 2011 Japan」の詳細につきましては、次のURLをご参照ください。https://eoy.eyjapan.jp
 

歴代World EOY受賞者

2011年               オリビア・ラム氏 (ハイフラックス/シンガポール)
2010年 マイケル・スペンサー氏 (ICAP/英国)
2009年 ツァオ・ダーワン氏 (フーヤオガラス/中国)
2008年 ジャン・ポール・クローゼル氏 (アクテリオン ファーマシューティカルズ/スイス)
2007年 ギー・ラリベーテ氏 (シルク・ドゥ・ソレイユ/カナダ)
2006年 ビル・リンチ氏 (インペリアル・ホールディングス/南アフリカ)
2005年 ウェイン・ハイゼンガ氏 (ハイゼンガ・ホールディング/アメリカ)
2004年 トニー・タン・カクティオン氏 (ジョリビー・フード・コーポレーション/フィリピン)
2003年 ナラヤナ・ムルティ氏 (インフォシス・テクノロジーズ/インド)
2002年 ステファン・ヴィールズマイヤー氏          (ブレイン・ラボ/ドイツ)
2001年 パオロ・デラ・ポルタ氏 (サエズ・ゲッターズ/イタリア)

以上

本件に関するお問い合わせ先

新日本有限責任監査法人  アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

Tel 03-3503-1004   Fax 03-3503-1532

https://eoy.eyjapan.jp


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