①創造性・革新性、②優位性・成長性、③国際性などの審査基準に基づき、各界有識者による選考を重ねた結果、2010年度日本代表に輝いたのは、株式会社ジェイアイエヌ(東京都港区)の田中 仁氏となりました。田中氏は、成長段階の企業の起業家を対象としたアクセラレーティング部門大賞も受賞しています。
同氏は、来年6月に開催される世界大会「ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(World Entrepreneur Of The Year、以下World EOY)」に臨みます。
また、スタートアップ段階の企業の起業家を対象としたチャレンジング・スピリット部門大賞には、CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市)の山海嘉之氏が選ばれました。(※そのほかの結果は下記をご参照ください)
審査委員長による総評
日本代表の田中氏については、その事業の売上規模、将来性、グローバルに通用する商品や、何よりも既存のビジネス慣行を打ち破る全く新しいビジネスモデルで挑戦している、といった点が評価されました。
今回ファイナリストに残った方々は、それぞれビジネスが違っても、既存のビジネスの壁を打ち破って新しい世界を展開する、という点で同じような考え方でやっており、甲乙つけがたいものがありました。その意味で、日本の明日は明るい、変化が多いほどチャンスはある、ということを本日集まった起業家は証明しています。